当院の糖尿病治療

当院では、外来受診時積極的に血糖測定を行います。
空腹時血糖、食事開始から1時間後・2時間後の血糖を測定します。
糖のコントロールが良くなされているかを調べます。

血糖自己測定(SMBG)を行うきっかけ

院長のご友人が糖尿病で、自ら血糖自己測定を行い、血糖の報告をしてくれたことがきっかけです。
2006年4月に「当院の糖尿病治療戦略」〜2型糖尿病患者への血糖自己測定の有効性について〜と題する論文を発表。
1、2型糖尿病に対し、SMBGは血糖コントロールに有効であること
2、患者さんによる血糖測定により、自己の血糖の高さを知ることができ、病気への理念が得られること
3、SMBGは、糖尿病の治療で一番問題となる糖毒性の解除とインスリン抵抗性の改善の目安となること
4、食事療法、運動療法の効果を把握できること。
5、薬物療法の薬剤の減量が可能となること
6、患者さんのQOLを改善すること
7、医療経済的にもSMBGは有効であること
以上のことを、これまでの糖尿病治療経験からのいきさつを経て実証することができました。

2型糖尿病は改善する

当院では、糖尿病の治療として食事療法、運動療法、薬物療法、インスリン、GLP-1製剤を使用した積極的な治療を行っています。インスリン、GLP-1製剤を使うことで膵臓を保護し膵の再生を促し、血糖値を一定に保つことができます。(発表論文:⑤持効型インスリンの有効性 ⑥糖毒性の解除をめざして 詳しくはこちらをご覧ください。→ドクター紹介ページ
当院での治療にて、2型糖尿病が改善した一例を紹介します。

75g糖負荷試験にて2型糖尿病が経時的に改善した1例

75g糖負荷試験(75OGTT)とは、糖尿病の診断方法の一つです。
糖尿病が疑われる患者に短時間に一定量のブドウ糖水溶液を飲んでもらい、一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が存在するかどうか判断します。
75g糖負荷試験の判断基準
表1
表2
表3

症例の65歳 男性の患者さんは、受診後、毎日50~60分のウォーキングを実施され、食事量を腹八分にされ、糖尿病の基本である食事療法・運動療法を実施されました。

また、SMBGも行われ毎朝食前の血糖測定をされました。
塩酸メトホルミン3T 3×、ボグリボース(0.2)3T 3×を内服し、少量の糖尿病薬で糖をコントロールしました。
体重も68.4kgから60.5kgとなり約8kgの減量が認められました。
H17.8.22 HbA1c:NGSP5.7%ですが、75g糖負荷試験を行ったところ明らかな糖尿病型を認めています(表1)。
その10ヶ月後の75g糖負荷試験にて境界型(表2)まで改善しています。
インスリンの分泌状態もH17年よりH19年の方がスムーズに分泌され、インスリン一個一個の血糖降下作用が強くなっていることが判ります。
2型糖尿病が改善するという事実を見出した症例です。

簡易血糖測定器の使い方

グルテストアイ使い方2

PDF

PDFデータをご覧頂けます。

当院での治療をご希望の方

当院での治療をご希望の方は、まず受診してください。
患者様の状態に合わせて、最適な治療を行います。